プラセンタとは


プラセンタ(Placenta)とは、日本語で言うと「胎盤」を意味します。
医薬品や健康食品に利用されているプラセンタは、胎盤そのものではなく胎盤に含まれる様々な
成分の栄養素を抽出したもののことを言います。
哺乳動物は母親のお腹に入っている時、この「胎盤」を通して成長に必要な酵素や栄養素を取り入れ、
不必要なものは捨てられる特殊な臓器です。
古くは紀元前のヒポクラテスの時代より医療に使われ、中国では1400年以上前より今で言う漢方の
有名な書物に記載され、日本では自分のへその緒を大病した時に煎じて飲むと良くなると言い伝えられています。
現在胎盤に含まれている成分の解明も進み、再生医療の分野にも期待の寄せられている臓器です。
胎盤は器官の働きが十分備わっていない胎児に代わって、複数の臓器の働きをこなしており成長に
必要なたんぱく質や脂質、糖質をはじめ、ミネラルやビタミン、酵素など様々な栄養素を胎児に与える
重要な役割を担っています。